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KDDI 株式会社様

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はじめに

atWare Vietnam Co., Ltd. は、2020年7月の設立以降、株式会社アットウェアとともにKDDIアジャイル開発センター株式会社様(以下、KAG。2022年5月設立。それ以前はKDDI株式会社様)によるKDDI株式会社様内製プロダクトのアジャイル開発を長期に渡ってご支援させていただいています。

2023年5月からKDDI株式会社様の法人向けフロントWebシステム開発プロジェクトに参画、8月に無事に最初のリリースを迎えました。
リリースから2ヶ月ほど経過した11月に、チームのプロダクトオーナーとスクラムマスターにインタビューの機会をいただきました。

プロダクトオーナー・KDDI株式会社 プロダクト本部(法人商品企画部門)  雨夜将吾様

スクラムマスター・KDDI株式会社 情報システム本部(開発部門) 柳澤恵一様

​聞き手 atWare Vietnam Co., Ltd. 牧野隆志

Amaya san

雨夜様

Yanagisawa san

柳澤様

プロジェクトの概要とアジャイル開発の背景

- 牧野

本日は貴重な時間をいただき、ありがとうございます。 
まず、最初にプロジェクトの概要を教えていただけますでしょうか。 


- 雨夜様
このプロジェクトは、法人向けに新たに提供するサービスのお客様および社内の運用部門が利用するWebアプリケーションプロダクトの開発になります。サービス自体はパートナー様が提供する商品をKDDIのお客様に利用いただくものですので、今回開発するプロダクトによってオリジナルの商品に対してKDDIならではの利便性をお客様に提供することを目的としています。
 

- 牧野
今回のプロジェクトは、アジャイルにプロダクトを開発する前提でKDDIアジャイル開発センター(KAG社)様とともに弊社が参画させていただく機会をいただきました。このプロジェクトでアジャイル開発を採用された理由は何でしょうか。


- 雨夜様
このプロダクトは、パートナー様が提供するAPIを利用することが前提になっていますが、そのAPIが頻繁に変更されることがわかっていました。そもそも提供元の商品自体も頻繁に更新されています。当然ながら、提供を受けている弊社のサービスもAPIを利用するプロダクトもそれに即時対応できることが重要で、従来のような要件を明確に決めていくいわゆるウォーターフォールの開発スタイルでは難しい。まさにアジャイルにプロダクトを開発していく必要があると考え、開発部門に相談しました。


 - 柳澤様
開発部門は、主に社内の基幹となる業務やサービスのソフトウェアを開発していますから、従来通りのウォーターフォール開発であるのは言うまでもなく、そもそもプロジェクトを始めるまでにもとても長い時間が必要でした。ただ、昨今のビジネス環境としてそういうケースばかりでなく、ミニマムなプロジェクトに対応していくことも求められており、今回のプロジェクトはアジャイル開発に長けたKAG社様のメンバーと共に短期間でアジャイル開発を立ち上げ、実践するモデルケースとして位置づけられました。


- 雨夜様
現場のそういった事情の一方で、事業戦略上プロダクトを8月末までに提供するという目標があり、アジャイル開発といいながらも、決められた期間で開発しきれるのかという懸念がありました。 
経営層からするとアジャイルでやるのはいいが、いつまでに何をやるのかが重要で、決裁を取るときにいつまでにやります、いくらかかりますを明確にしなければならず、それを絶対に達成しなければならないのです。 


- 柳澤様
私たち開発部門も同じで、情報システム本部では短期間でアジャイル開発を立ち上るケースがほとんどないことを不安に感じていました。期限は決まっていますから、それへのプレッシャーが強く、悩むことがありました。前例がないので、社内で報告するにあたってもベースとなるものがない。そこで私も一人一人に個別にいろんなところと調整してオッケーをもらっていくような形態をとっていました。 
 

- 牧野 
それは、線表があってそれにそってここまで完了しています、予定通りですと示すものがないということでしょうか。
アジャイル開発の特徴でもありますが、サービスとして成り立つかは別としても、早い段階から動くソフトウェアを作っていきます。 
 

- 雨夜様 
はい、社内には動くソフトウェアがあることはアピールしていました。もうここまでできていますとか、こういうものを作ろうとしていますと。 

プロジェクトのキックオフ

- 牧野
5月から開発を始めるにあたって弊社のベトナムメンバーを来日させるので、滞在中の3週間、オフィスに毎日集まっていただきたいとお願いをしました。在宅でのリモート勤務が貴社でも併用されている状況で、わざわざオフィスに集まり、長い時間をかけてプロジェクトの目的の共有やチームビルディング、開発に入る前の準備をさせていただきました。


- 雨夜様
私は、始める前にやっておいて良かったと思っています。
貴社メンバーに限らず、KDDI、KAG社内のメンバーもこのプロジェクトで全員初めて会う者同士でした。最初のこの期間の様々な取り組みや飲みにいく機会などを通じて、誰それがどういうバックグランドがあって、どんなモチベーションでこの場に来ているのかとか、人となりを知ることができました。加えて、国と文化の垣根を越えてワーキングアグリーメントを議論したことで、仕事を進める上での基準を合意でき安心感を持てました。
 

- 柳澤様
本音で言えるようになってよかったと思います。 私は対面で集まることに賛成だったのですが、イベントにみんな呼ぼうと思うと、ステークホルダー含むビジネスサイドの人の時間をとってもらわいといけないとか、社内の決まった時間のミーティングなどとの調整が必要な人もいるので、いろいろ考えました。 


- 牧野
ベトナムから来日しているのはこの期間だけという制約があったからこそ、無理をお願いできたのかなと思っています。

プロジェクトを振り返って

- 牧野

あっという間に8月になり、無事に最初のリリースを迎えました。プロダクトのビジネスサイドの視点でこの三ヶ月を振り返っていかがでしたか。
 

- 雨夜様
最後の8月はほぼ試験のみで、また最初の3週間はキックオフとスプリント・ゼロですから、実質二ヶ月の開発期間でよくやりきったなと思っています。私はずっと法人の商品企画部門にいるので、他の案件の失敗談を聞いていて、例えばスプリント毎のベロシティのブレがずっと埋まらないとか。このプロジェクトをそうしたくないなと思っていましたので、最初の三週間ほどは、口出しし過ぎなくらい、たぶんプロダクトオーナーはそこまで見にいかないようないろいろなとこに顔を出して、質問するようにしていました。ベロシティが安定してきたあたりで、8月末にリリースできるなという安心感を得るとともに、プロダクト開発以外のサービスとして成り立たせる業務設計を進めていくことができました。 
 

- 雨夜様
また、開発メンバーからピュアに、なぜこれやるのですかっていう質問をしてくれることが、結構ありがたかったです。6月ころになると、開始から一ヶ月たったけどどうなのかと社内からずいぶんプレッシャーを受けていて、いろいろな板挟みに合うと、この機能は誰向けに作ろうとしているのかわからなくなってしまうのです。そういうときにストレートに聞いてくれるので変な道は選ばずにすみました。 
 

- 牧野
アジャイルにおける、常に最優先のもの、価値のあるものを開発することに繋がっていったと。
弊社の開発メンバーもこれまでのプロジェクトで失敗経験をたくさんしてきています。プロダクトオーナーとの距離が近くなく、プロダクトオーナーから要求されたものをとにかくその通り作っていたのですが、実態として全然お客様に使われてなかったようなことがありました。そこからの学びとして、メンバー皆がなぜこれを作るのかを強く意識できていたものと思っています。ただ、言葉(日本語力)の問題もあり、なぜそんなことを聞くのかと思われることもあったのではないでしょうか。 
 

- 雨夜様
そうですね、そう思うこともありましたが、初心に戻してくれるような感じがしましたので、ありがたかったです。 
 

- 柳澤様
アジャイルで開発することの不安については、三ヶ月半の期間のうちの最初の数スプリントで最重要の照会機能などが出来始めて、そのあたりで払拭されました。
一方で、開発部門としては、例えばセキュリティ監査とか、性能評価など、ローンチまでにやらなければならないルールがあります。それをどうアジャイルの中のタスクに組み込んでいくか、計画を立てていくのかがポイントになっていました。大まかな計画は立ててあって、それに基づいて社内手続きやそれに伴う申請など、具体的なチケットはタイミングを見計らって切って、スプリントプランニングに含めるようにしていました。並行して、業務フローの確立や障害時の対応なども開発以外のタスクとして取り組んでいきました。例えば申請のためのドキュメントの作成やチェックを開発メンバーにもお願いしていました。


- 牧野 
弊社のベトナムの開発メンバーはそもそもそういった開発以外の経験が乏しい。
ベトナムの開発メンバーは、とても真面目なので依頼されたことをちゃんとやろうとするのですが、何の目的のドキュメントかを理解できていないので、何を書けばよいのか字面通りにしかわからず推測できない。やりたくないというようなことはないのですが、目的みたいなものがわかっていると、もう少し効率よくできる部分があるのかなと思いました。加えて、なるべくこういう開発以外の作業をスクラムマスタータスクとして引き取ってくださっていたのですけれども、開発メンバーとしてありがたいことではある一方で全体像が見えないがゆえにもどかしさというのも感じていたようです。 
 

- 柳澤様
レトロスペクティブの場でスクラムマスタータスクを見たいよねというのが挙がったことがありましたね。そういう希望があることは認識していました。 
もう少しお願いできる範囲を広げても良かったのでしょうが、社内手続きなど全てを共有して一緒のチームだから一緒に全部やりましょうは難しいと思っています。
 

- 牧野 
今回のプロジェクトでは、開発メンバー内で特定の担当を決めず、いわゆるフルスタックで開発タスクをみんなが担当するようにしていましたが、他の多くのプロジェクトではもう少しメンバーによって得意不得意があることの方が多いので、フロントは誰々さんに、インフラは誰々さんが中心で行うというのと、もしかしたら同じようなイメージなのかも知れません。おっしゃったように、このタスクは柳澤さんや貴社の社員さんじゃないと難しいというようなことはあるでしょうから。 
 

- 柳澤様
そうですね。そこが見えて、どういうふうなことやっているのかを知りたいのだと理解しました。

プロジェクトの成果と課題

- 牧野
出来上がったプロダクトの品質やドキュメントなどの成果物についてはいかがでしょうか。
 

- 柳澤様
特に問題はありませんし、むしろ品質高いと思っています。機能がまだ少ないのであまり評価できるところはないのですが、特に大きな問題はでていませんし、ミスもありませんので。 
 

- 雨夜様
法人向けの商品なので、プロダクトとして重要なのはデザインやUIではなくて、UXなのだと考えています。プロダクトオーナーとして、どういうUXがいいかたたき台を作ろうとしても、環境の問題もあり、パワーポイントでいちいち作るのもどうかと思うことがあります。このプロジェクトの最初に開発メンバーがFigmaでたたき台を作ってくれたのがとても嬉しかった。プロダクトオーナーが作ったたたき台をたたく人はいても、最初のたたき台を作ってくれる人はいないので。部署内にもあの状態で見せることができました。


- 牧野
今回は、どういう技術を使うかについてもチームにお任せいただいて、Serverlessで、Node.js、Typescript、AWSのサービスを積極的に使ったクラウドネイティブな構成をとりました。
 

- 柳澤様
現在の開発部門でこういう新しい技術を採用するところが少ないので、開発プロセス同様、このプロジェクトでは新しい技術を選択してほしいと考えていました。結果的にそれに対しての問題はなかったものと考えています。一方で、開発部門のセキュリティポリシーにその新しい技術が適合するのかという不安がありましたが、今回、風穴を開けることができました。環境がいろいろ変わっていくなかで、従来の長い期間の開発スタイルが合わない、短い時間でどんどんサービスを立ち上げていかなきゃいけないという意見が部署の中にあり、そういうやり方を模索していかなきゃいけない、今回のプロジェクトをきっかけにしようという期待がありました。


今回はナレッジを貯めるという意味もありました。私は今回のように本当の最初からこの規模プロジェクトを進めた経験がなかったので、今回の経験が次に活かせると思っています。こんなのが失敗したとか、ドキュメント何が必要かとか、キックオフでやることとか、アジャイルなプロジェクトでも社内手続きに何が必要だったかとか、プロジェクトポータルにかなりまとめていました。
こういった取り組みが少なくとも開発サイドは評価されました。


- 雨夜様
ビジネスサイドも、やり切るといってやり切ったので、よくやったと言われています。チャレンジをさせてくれた上司のおかげではありますが。
新規サービスのリリースって、結構遅れるのですよね。一年遅れることもあれば、二ヶ月くらい遅れることも多い。
 

- 雨夜様
開発したプロダクト自体は小さいのですが、開発以外の作業については新規のサービスですから、社内の手続きや業務の整理、また利用者向けの利用規約を作らないといけないとか簡単なものではありません。サービスとして成り立たせるために、開発があって、規約があって、セキュリティ診断があって、あと経理に対してもこれはいくらのサービスでという話しをして、それから営業資料を作ってとか。
 

- 柳澤様
開発以外のことが多くて、それらまでアジャイルに業務や承認を進められる社内の仕組みになっているかというとまだまだ難しいと感じています。開発した追加機能を一週間単位でリリースできるようになっても、業務の調整は何ヶ月前からしないと受けてもらえないとか、そういうのがジレンマとしてあります。


- 牧野
そういったことも踏まえた上で、プロダクトオーナー、プロダクトの責任者の視点で、スクラム開発あるいはアジャイル開発を進めていくことについて、最初に期待されていたこととは別で、実感としてこれはメリットだという点と、ここはダメ、デメリットだなと感じてらっしゃることを伺えますでしょうか。
 

- 雨夜様
メリットは、裏表なのですけれど、楽しいですよね。手触り感がある。
従来のウォーターフォール開発は、要件定義している時は楽しいのですが、そのあとはよろしくって開発側に渡して、数ヶ月後に出てきたものに対して検収をして。自分でプロダクトを育ててきた感じがしないのですよね。 
商品が法人向けだからというのもありますが、アジャイル開発では自分が思うように、自分の育てたいような商品に育てられ、商品企画の仕事としてこんなに楽しい仕事ないですよね。


逆にデメリットは、時間を取られるということですね。本当に良くも悪くも自己責任です。ウォーターフォールだと、そういうつもりじゃなかったとか、他に責任を転嫁したり、他人事にすることができてしまう。プロダクトオーナーとして決めてくださいって言われても、決める覚悟とか勇気がないと難しいでしょうね。 


- 牧野 
いわゆるプロダクトオーナーという役割を担われる方全員にとってメリットにもデメリットにもなりえるということですね。
また機会があればプロダクト開発をスクラムでやろうと思われますでしょうか。 


- 雨夜様
はい、やりたいですね。プレイヤーのうちに。
私の上長の管理職の一人が、やってみたいと言っていました。自分が管理職に上がる前には、そういう仕組みがなかった。どんな感じでやっているのか興味があるようですね。 


- 牧野 
このプロジェクトでは、スクラムガイドに則ってスプリントレビューにステークホルダーが参加くださるようお願いをし、実際に多くの方に参加いただいています。
また、8月末に最初のリリースをして、その後、二ヶ月ぐらい経過していますが、その間にいくつかのアップデートもさせていただいています。
ステークホルダーの方やお客様からプロダクトに対してのご評価やフィードバックはありますでしょうか。
 

- 雨夜様
営業部門の責任者がスプリントレビューに参加くださっていたときにおっしゃっていたのですが、こういう取り組みを他の商品開発でもやって欲しいとずっと思っていたというのが印象に残っています。
また、社内の業務部門、運用部門は、先ほど述べたように現状は開発のように一週間単位でリリースできる状態にない。ただ、現場には危機感があって、お客さんは待っている、サービス側も早く出したい、でもその変更を24時間365日運用しているオペレーターの人たち全員にちゃんといき渡せなきゃいけない、引き継がなきゃいけないといった課題提起を今回の案件でできたものと思います。

アットウェアへの期待

- 牧野

最後に弊社の開発チームに期待されるところ、こういうところは改善してほしいとか、こういうところをもっと強みとして活かして欲しいところなどありますでしょうか。
 

- 柳澤様
引き続き仲良くさせていただきたいです。


- 牧野
はい、弊社こそぜひお願いいたします。 


- 雨夜様
KDDIのような大きな会社において、ビジネス部門であるプロダクトオーナーってこういう仕事をしている、実質的な開発の責任者であるスクラムマスターってこういう仕事している、といった事情を理解してくれているといいなと思いました。私からすべてを伝えきれていなかったのですが、スクラムが定義しているプロダクトオーナーとしての役割以外にサービスを提供するためにはこういうことを考えていたり、やらなきゃいけないのだっていうのが分かってもらえているととてもやりやすい。 選ばれる形になると思います。よくある、発注していた側が受注側に転職すると発注者の気持ちがわかってお互いに仕事しやすくなるとか、エンジニア上がりのスクラムマスターやマネージャーがエンジニアの気持ちがわかるように、プロダクトオーナーやスクラムマスターの気持ちがわかる開発者だとありがたいです。エンタープライズの面倒くさい申請に追われているプロダクトオーナーの姿も知っておいてもらえていると、承認を得るのに時間がかかることも理解できるじゃないですか。 


- 牧野 
弊社では代理プロダクトオーナーとして、プロダクトオーナーの支援、より開発に近い位置でプロダクトの価値を高めるお手伝いをさせていただくことがありますが、開発メンバーとは別で存在していますし、ビジネスサイドのご支援にまでは及んでいません。


- 雨夜様
そこに強みを持てると、弊社のような大企業のあの生みの苦しみに悩んでいるところが、アジャイルで開発してみようって頼みやすくなるかもしれないですね。


- 柳澤様
皆さん技術力はすごく高くて、優秀な方も非常に多いので、そもそもの生産性は非常に高いと本当に思っています。インフラもできて、開発もできる。先ほどの雨夜さんの話のとおりですが、プロダクトオーナーとして立ち振る舞えるとか、スクラムマスターとして回せるような人になると、また違った目線の動き方ができるのではないかと思いました。皆さん、多分それ以上のところを求めて動いていこうとされているのじゃないかと思いますが。
 

- 牧野 
スクラムチームの中でのチームの成長という意味でのスクラムマスターの視点というのは多少意識しているところはあり、またお客さんの本当に必要とするものを作りたいという気持ちは持っていますけれども、その奥にある企業のビジネスサイドに立ったプロダクトオーナーの役割やそれを支援し企業の成長を促すスクラムマスターの視点までは思いが至っていませんでした。そこは課題だと認識しました。


- 雨夜様
難しいと思いますけれども。逆に私も開発サイドの気持ちが理解できる企画でありたいと思います。


- 柳澤様
私もビジネスサイドの気持ちはわからない。開発の気持ちはすごくよく分かるのですが、企画や業務のことは知らない。


- 雨夜様
何回かこういう経験をしないと気づかないことでもあります。企画や開発だけでなく、経理とか法務部門とか、こういうふうに説明しないと伝わないのだということもありますね。
 

- 柳澤様
監査とかセキュリティとか、なぜこういうことをやらなきゃいけないのか分からないことってありますよね。お互いにあっち側にいって、そういう苦労が分かると少しまた考え方が変わるのじゃないでしょうか。


- 牧野 
プロダクトに関わる全ての人が、その立場を超えてお互いを理解し合い、少しでもよいプロダクトを提供できるよう、利用者に喜んでいただけるよう努力していく、まさにこれがアジャイルの真髄だと私は思っています。


今日は貴重なお話をいろいろと伺わせていただきました。会社として、チームとしてはもちろん、私個人としても非常に勉強になりました。


長い時間ありがとうございました。

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